イタリア合理主義を代表する建築家 Ignazio Gardella（イニャツィオ・ガルデッラ）によって1958年にデザインされたGalleria（ガレリア）ウォールランプ。

ガルデッラの照明デザインは、特定の建築プロジェクトの一環として生まれることが多く、ガレリアもその一つです。
Galleria d'Arte Moderna（ミラノ市立近代美術館）内の階段が設計された際、建築家はグラッシ家のアートコレクションに続く展示のための強いウォールランプが必要だと考えました。

ガルデッラはできるだけ多くの光を広げるために、落ち着いた印象のランプシェードを乗せたチューブが壁面プレートから突出しているデザインを開発しました。
そこからガレリアシリーズが生まれ、アームは1本から5本まであり、汎用性の高い照明としてあらゆるシーンでの使用を可能にしました。