
Guido Faleschini グイド・ファレスキーニ
1922 - 2012 | イタリア
建築家・デザイナー
BIOGRAPHY
1942年にミラノで工業専門家の学位を取得後、1950年以降、様々な都市で個人住宅の家具を製作。モンツァのサンガッリ社やセスト・サン・ジョヴァンニのATE社のようなオフィス家具の数々をデザイン。衣料品店の家具全体のディレクションから個人住宅建築などにも関わっています。
1952〜1953年にかけては工業美術高等学校の学位を取得。1960年にローザンヌ・アテネ大学で建築を学び、1964年から、4 MARIANIとのコラボレーションをスタート。ソファ、アームチェア、チェア、オフィスや会議室のインテリアなど多岐に渡り発表。最初のコラボレーションは Mellow ラインというソファなどを含むリビングルームのインテリアシリーズで、翌年ミラノサローネにデビューします。
1971年には、世界的なブレイクのきっかけとなる TUCROMA Chair を発表。その革新的なデザインは今なお根強い人気を誇ります。モダンなデザインでありながら貴重な素材を使ったTUCROMA Chair は1970-80年代を代表するインテリアとなりました。
その後、国際見本市に数多くの展示ブースを出展。PRINTラミネートのコンペティションやビエンナーレに参加し、様々な賞を受賞するなど、多くの功績を残しています。
BIOGRAPHY
1942年 | ミラノで工業専門家の学位を取得。 |
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1952年 - 1953年 | 工業に応用される芸術の高等学校の学位を取得。 |
1960年 | ローザンヌ大学建築学科を卒業。 |
1970年 - 1974年 | 同大学のイタリア語学科で建築構成学の講師を務める。 |
1950年 - 1968年 | 絵画コンクールで多くの賞を受賞する。 |
1960年 | ミラノのブリアンツァ地区にある多くの家具メーカーのインダストリアルデザイナーとして活動を開始し、国際見本市に数多くの展示ブースを出展。 PRINTラミネートのコンペティションやマリアーニのビエンナーレに参加し、様々な知見を得る。 |
1964年 | 4 MARIANIとのコラボレーションをスタート。ソファ、アームチェア、チェア、オフィスや会議室のインテリアなど多岐に渡り発表。最初のコラボレーションは Mellow ラインというソファなどを含むリビングルームのインテリアシリーズで、翌年ミラノサローネにデビューします。 |
1971年 | 世界的なブレイクのきっかけとなるTucroma chair を発表。その革新的なデザインは今なお根強い人気を誇ります。チューブ状のクロームパイプが使用され、クッションにはレザーかファブリックの選択が可能、背もたれを固定するための2つのサドルレザーのストラップも特徴的です。モダンなデザインでありながら貴重な素材を使ったTucroma chairは1970-80年代を代表するインテリアとなりました。 |