Pietro Chiesa

Pietro Chiesa ピエトロ・キエーザ

1892 - 1948 | スイス
アーティスト

BIOGRAPHY

スイス、ティチーノ州の名高い芸術一家に生まれた Pietro Chiesa(ピエトロ・キエーザ)は、ミラノの有名な家具職人や装飾家のもとで修行を積みました。

1921年、彼は自身のガラス工房 Bottega di Pietro Chiesa 有限会社を設立し、芸術家や建築家と密接に仕事を始めます。

1923年には、応用芸術の振興に伴い、Gio Ponti(ジオ・ポンティ)、Tomaso Buzzi(トマソ・ブッツィ)、Emilio Lancia(エミリオ・ランチア)、Michele Marelli(ミケーレ・マレッリ)、Paolo Venini(パオロ・ヴェニーニ)、Carla Visconti di Modrone(カルラ・ヴィスコンティ・ディ・モドローネ)らと芸術協会 “Il Labirinto(イル・ラビリント)” を設立。

キエーザは、芸術的な窓の制作に長けており、1925年には、豪華客船サトゥルニア号、ヴルカーニア号、コンテ・グランデ号、コンテ・ディ・サヴォイア号のステンドグラス・パーテーションを担当します。

1929年には、Gabriele D'Annunzio(ガブリエレ・ダヌンツィオ)の依頼を受け、イタリア北部ガルダ湖にある邸宅のステンドグラスを制作。この頃、Pietro Chiesa は新しいガラス加工技術を追求し、不透明ガラスやエッチングガラスへの専門性で独創的な妙技を極め、後に Gio Ponti によって「ガラス加工技術における最も大胆な現代性を表現している」と称されるようになります。

その間、Pietro Chiesa は1925年のパリ装飾芸術博覧会やケルン、バルセロナの展覧会に参加。1930年に第4回モンツァ・トリエンナーレへ参加し、サンドブラスト技法の鏡やガラスのパーテーションを展示しました。

1932年、第18回ヴェネチア・ビエンナーレから帰国した彼は Luigi Fontana & C. のパートナーにならないかという誘いを受け、自分の工房を新会社へ統合し、FontanaArte 設立に至ります。

1935年まで Gio Ponti(ジオ・ポンティ)と共にアートディレクターのポジションに就き、その後、単独でディレクターを務めます。その間に彼はクリエイティビティを十二分に発揮し、Gio Ponti も「FontanaArteは、彼にロマンティックで刺激的なフォルムの探求、複雑で巨匠的な創意工夫が必要とされる分野への進出、思い切ったフォルムの表現、繊細な配置を試す機会を与えた」と記しています。

彼のアートディレクションの下、約1000種類ものオブジェ(家具、ランプ、皿、箱、肖像画や写真の額縁、鏡、彫刻、ステンドグラス窓など)が著名なアーティストのデザインに基づいて制作されました。そのうちのいくつかは様々なカテゴリーの原型となり、イタリアンデザイン初期のアイコンとなります。

そこには FontanaArte 社を代表する曲面ガラスのフォンタナ・テーブル(1932年)、カルトッチョの花瓶(1932年)、ルミネーター・ランプ(1933年)などが含まれ、これらは一度も廃盤になることなく、持続的なデザインであることを証明しました。

IMAGES

Collection Pietro Chiesa

CARTOCCIO Q Vase by Pietro Chiesa for FontanaArte
CARTOCCIO Q Vase by Pietro Chiesa for FontanaArte
¥96,800 tax in