イタリア出身の建築家・デザイナーのLina Bo Bardi（リナ・ボ ・バルディ）によって1987年にデザインされたGirafa Stool。彼女が設計に携わったブラジル・サルヴァドールの施設 Casa do Benin（ベナンの家）のレストランのためにデザインされた Girafa Chair から発展したシリーズの一つです。

「ベナンの家」があるサルヴァドールにはアフリカのベナン共和国出身者が多く、アフリカにちなんでその名が付けられました。植物や木材への造詣が深かったリナは、合板ではなくブラジル産の無垢材を採用し、この作品はワタリ材（ドリームナット）をニスで仕上げています。

Girafaシリーズの最初の作品としてGirafa Chairが発表され、その後ハイチェア・スツール、エンブロイダラーと発展していきました。