Medea Chair(メデア チェア) | 120年の木工技術と、ヴィットリオ・ノビリの革新。イタリアミッドセンチュリーを代表する名作チェア。
タリアブーエ家とヴィットリオ・ノビリの出会い。
1905年、イタリアのTagliabue(タリアブーエ)家によって創業されたMedea(メデア)社は、確かな木工技術を基盤とする家具メーカーとして歩みを始めます。
1950年代になると、同家は曲木技術を専門とするTagliabue Fratelli(タリアブーエ・フラテッリ)社を設立。ラジオやテレビなどの木製シェルを手がけ、高度な成形技術を確立していきます。
やがて、その技術を家具へと転用し、イタリアのデザイナー Vittorio Nobili(ヴィットリオ・ノビリ)と共に革新的なデザインを追求しました。そうして、1955年に名作「Medea Chair」が誕生します。
美しい木目が描く柔らかなシルエット。
縦へと伸びやかに広がるシルエットが特徴的な Medea Chair は、同社が培ってきた木工技術を活用して製作されます。プライウッドによる座面と背面を一体化したワンピース構造に加え、人体工学に基づいた傾斜を採用することで快適な座り心地を実現。
1920~30年代のアール・デコ期に多用された手法「Bookmatched(ブックマッチ)」により、シンメントリーの美しい木目が浮かび上がります。
1956年には、ジオ・ポンティらが設立したコンパッソ・ドーロを受賞し、一躍イタリアンデザインのアイコンとなりました。
ディモーレスタジオとの協働によって、再び現代へ。
一度は廃盤となった Medea Chair ですが、当時使用されていたオリジナルの金型がメデア社の倉庫で発見されました。メデア社はイタリアの気鋭デザインチーム Dimore Studio(ディモーレスタジオ)と協働し、彼らのディレクションのもと、当時のフォルムを寸分違わず再現し、復刻を実現します。
ディモーレスタジオは2003年にミラノでBritt Moran (ブリット・モラン)とEmiliano Salci(エミリアーノ・サルチ)によって設立されたデザインスタジオで、住宅や建築プロジェクトをはじめ、家具、テキスタイル、照明など幅広く手掛け、近年ではFENDIやDior、Yves Saint Laurentといった名だたるメゾンとのコラボレーションでも注目を集めています。
彼らとのプロジェクトにより、ウォルナットの希少なバール材(瘤杢)を用いた特別なコラボレーションモデルも誕生しました。
豊富なマテリアルから、多様な選択を。
当時付属品として販売されていたクッションをもとに、オリジナルクッションを忠実に再現し製作。4種類のレギュラーカラーに加え、生地のセレクトも可能です。
木材はディモーレスタジオとのコラボレーションモデルに採用されたウォルナットに加え、鮮やかな色彩と美しい木目を持つアッシュ、重厚な色調ときめ細やかな木目が特徴的なマホガニー、ブラック塗装を施し上品に仕上げたオークをラインナップ。
それぞれの木目や塗装、クッションとの組み合わせにより多彩な表情を見せ、あらゆる空間に溶け込みます。
Material : Ash
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Material : Mahogany
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Material : Brown Oak
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Material : Briar Walnut
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Material : Fabric
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緻密な工程と職人の手仕事。
選び抜かれた木板を幾層にも重ね、オリジナルを元に復元した金型で高温・高圧でプレス。成形後の最終的な曲面やエッジは職人の手で丁寧に研磨され、有機的で包み込むようなフォルムへと磨き上げられます。
脚部のスチールも同様に、切断・曲げ・溶接・研磨・塗装に至るまで職人が携わり、木と金属を精緻に組み上げ、ヴィットリオ・ノビリのデザインを形にしています。




