Brand Story

3|時代を超え、文化を越境した先に。 “urushi”の価値を、いま再定義する
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3|時代を超え、文化を越境した先に。 “urushi”の価値を、いま再定義する

「Makino Urushi Design」が手がける“変わり塗り”は、仏像・仏具・神社仏閣に施される伝統的漆塗り技法と技術力をベースにした、まったく新しい漆塗りの表現。

異なる文化や視点を取り入れることでその時代ごとの表現技法を確立し、ムーブメントを編み出してきた漆工芸の長い歴史の中で、彼らが生み出す表現は新たな方向性を示しています。

私たちは、今彼らの作品を前にして、一つの工芸の新たな潮流を目にしているのかもしれません。今を生きる職人たちが自らのクリエイティビティを最大限発揮し、試行錯誤を重ねることで完成した表現の数々は、人がものをつくる意味と価値を、圧倒的な美しさを持って私たちに問いかけます。

「始まりは、遊びだった」職人たちの好奇心から生まれた“変わり塗り”

Makino Urushi Design が生み出す「変わり塗り」は、仏像・仏具・神社仏閣に施される伝統的漆塗り技法とはまったく異なる工程を経て生み出されます。

鏡面のようにムラなく美しく仕上げるという従来の目指すべき姿にいわば逆行する形で、新たな表現を生み出すことを目的に重ねられた試行錯誤。一つとして同じものがないその表現はそれぞれに、私たちの持つ「漆塗り」の既成概念を打ち砕くほどのパワーを持ちます。

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錫粉や鉄粉を混ぜ込んだり、わざとクラック(ヒビ)を発生させたり・・最終的に採用まで至らなかったサンプルは100をくだらないといいます。

それらは牧野漆工芸の職人たちが、伝統技法による日々の仕事の後に、「遊び」として実験と失敗を繰り返した中から生まれてきました。その過程で奇跡的に発生したテクスチャーを、再現性や完成度を高めて、オリジナルの表現技法として確立させた多様な表現の数々は、伝統的漆塗り技法とは異なる工程で制作されるものの、アイデアはすべて日頃の作業の延長にあるといいます。

「こうしたらこういう反応が出る、というのをわかっていないと、こうした表現は出来上がってこなかった」(4代目)。

彼ら職人一人ひとりの飽くなき探究心と、職人としての日々の職務に対する真摯な姿勢、技術力を結実させた多様なテクスチャーの美しさ・・・それらを最もダイレクトに愉しめる形として、アートパネルに仕上げました。

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歴史と伝統に裏打ちされたその技術力を背景に、膨大な実験と数多の失敗を繰り返した結果から生まれた珠玉のテクスチャーの数々は、見るものの好奇心を刺激します。

伝統と革新、プロフェッショナル精神と遊び心。自由と格式。
そして、職人一人ひとりの飽くなき探究心。

イノベーティブな表現は、いつの時代も相反するものが結実する時にこそ生まれるもののように思えます。
その表情の一つ一つは、私たちにクリエイティビティとは何か、を語りかけてくれるようです。

異なる要素を取り入れ、時代の求めに応じて変化する。漆塗りの歴史に打ち立てる新時代の道標

仏壇や仏具は、日々の生活の中で家を守ってくれる家具に近い存在。暮らしに彩りや存在感を与えるインテリアは、住まいという空間において近しい文脈にあるといえます。

仏具を塗ることも、家具(インテリア)を塗ることも、やっていることに変わりはないーー4代目・牧野昂太はそう語ります。

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日本の漆文化は、時代ごとに異なる要素がお互いの境界線を越えて交じり合うことで育まれてきました。それまで耐久性など実用的側面が大きかった漆の利用は、飛鳥時代に入り中国大陸の影響を受けたことで芸術的要素が加味され漆工芸として発展することに。

その後、黒漆の面に漆で絵を描き金粉を蒔く「蒔絵(まきえ)」が日本独自の漆芸技法として生まれますが、1549年以降に来日したイエズス会宣教師が蒔絵に魅了され、職人たちに祭儀具を発注、製作。中国や琉球の螺鈿を目にしていたスペイン・ポルトガル人の視点によって、それまで蒔絵には取り入れられていなかった螺鈿技法が組み込まれることで、「南蛮漆器」が確立したといわれています。

時代がくだり1639年の鎖国に際して、オランダ一国とのみ出島にて貿易がおこなわれることにより、螺鈿の使用なし・漆黒の余白を大きくとるなどテイストが異なる「紅毛漆器」の流れが生まれました。

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日本の漆文化の発展は、時代の変化や他ジャンルとのクロスオーバーを抜きにして語ることはできないのです。

外部からの視点による異なる技法との掛け合わせ、それまで施されてこなかった対象への塗りの実践、時代の流れに応じたニーズの変化への適応・・生活における道具の高みを目指した「工芸」であるからこそ、漆塗りは私たちの実生活から離れたものではなく、地続きにあります。

インテリア・家具というジャンルと、新たに融合をみたプロダクト群は、私たちに“urushi”の新時代を見せてくれているのかもしれません。

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E-38 Urushi Art Panel by MAKINO URUSHI DESIGN
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CL-13 Urushi Art Panel by MAKINO URUSHI DESIGN
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